夜食は太る?
締めのラーメン
1日終わりのデザート
酒のつまみ...
考えなくても分かる.
美味しいやつだと.
そして,
それを食べてしまえば
デブになると
後悔することも分かる.
「夜食は太る」
とよく言われるが,
これは本当なのか?
これは,
嘘ではないかもしれないが,
本当でもありません.
どういうこと?
と思われるかもしれません.
正しくは,
食べたものの種類によって
比較的脂肪は増えやすいです.
これも分かりにくいですね.
我々の体の中には,
余剰エネルギーを
脂肪に変える
働きをする物質があります.
その物質は
BMAL1
と呼ばれています.
そして,この物質は
午前2時ごろ量が最大,
午後2時ごろ量が最小
になります.
エネルギーを脂肪に変える
物質が多いため
夜食は太る
とよく言われるのです.
しかし,
我々が食べた物は
瞬時に体内に吸収される
わけではありません.
吸収しやすいように
消化
が行われます.
炭水化物を摂ると,
血糖値は60分ほどで最大,
180分ほどで正常値
に戻ることが知られています.
一方で,肉を食べた場合
血糖値の変化は小さく,
消化・吸収されるまでには
早くて11時間かかります.
つまり,
夜食の炭水化物(糖質)は
BMAL1も多く太りやすい
は間違いないと言えます.
しかし.
夜食の肉(タンパク質)は
血糖値も上がりにくく
太らないと考えられます.
このように,
物によっては
夜に食べても
太らないものもあります.
全てを食べられない
わけではありません.
食べれるものを
罪悪感なく
美味しく食べましょう!